美術大学受験の心得① で書いたように

志望校を早めに決定させ、実技の練習を

1、2年の頃から始めることはとても重要です。

 

しかし、高校時代は勉強以外にもやりたいことは多いはず。運動が得意な人や音楽などに興味があれば、美術とは違った部活動などに励むこともあるでしょう。

そうなると、高校生活のほとんどは、美術とは関係ない事柄に時間を費やしてしまいます。

 

そして、三年生になって、ふと将来の自分像を考えて大学を選定する際になって、

「やっぱりアートに関係した職業に就きたい!」と気づく場合もあります。

そういった場合、やはり高総体が終わった頃から進路変更を考えることでしょう。

運動部や吹奏楽部の生徒が、美術系の進学に転向することは「ちょっと畑違い…。」「ムリなんじゎない?」と思われがちですが、実は以外と向いていたりするんです!

なぜかと言うと、短期間にデッサン等を習得しなければならない訳ですから、体力、根気、集中力のある人(体育会系など)が実はぐんぐん伸びることもしばしば。

もし、興味が湧いたなら、今までやっていなかったから…と

尻込みするより、「思いきってやってみよう‼」と思ったほうが良いのです!

逆に、中途半端にマンガやイラストを描いて、大きな展覧会等にチャレンジしていない人のほうが、変な描き癖がついていたり、プライドばかりが高くて、指導に素直にのれないため…伸び悩むこともあります…

何かを習得するには、「やる気」と「真面目さ」が必要不可欠なのです。

③に続く…